三井物産株式会社

三井物産株式会社

導入事例 センサー

2021年9月14日より、株式会社JR東日本クロスステーションが事業運営する「マーチエキュート神田万世橋」において、まもセンサー Airを用いた実証実験を行っています。

【実証実験を行う背景と目的】
パートナー企業同士が連携の上、室内外の空気環境をスマートフォンにて簡単に表示できるIoTシステムを構築しました。新型コロナウィルス感染症対策を適切に行い、良い空気環境が保たれていることを、施設スタッフや利用者へ伝えることによって、どのような影響があるのかを検証します。

全体監修:三井物産株式会社
システムデザイン監修:クレアティー・サービス株式会社
システム開発、室内センサー開発:株式会社IoTBank
室外センサー提供:株式会社NTTドコモ
実証実験施設提供:株式会社JR東日本クロスステーション

【実証実験の実施概要】
2021年11月よりマーチエキュート神田万世橋に、各店舗別の2次元バーコードシールを貼付したスタンド型POPの設置とポスターの掲示をしています。スマートフォンで2次元バーコードを読み取ると、まもセンサー Airを設置した室内の測定値(CO2濃度、温度、湿度)と、室外センサーによる室外の温度、湿度が表示され、室内外の空気環境を同時にご確認いただけます。

【実証実験の中間報告】
●課題
マーチエキュート神田万世橋では、政府から発表された「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」をふまえ、お客さまならびに従業員の健康と安全確保の観点から、感染予防対策を十分に行っていたが、可視化してお客様へ伝えることが難しかった。

●従業員の声
・店舗の入り口付近や飲食店内の各テーブルにスタンド型POPを設置しているため、2次元バーコードを読み取って空気環境を確認するお客様も多い。適切な換気を行っていることが伝えられるので、お客様に安心してご来店いただけるようになった。従業員も測定値を確認し、空気の入れ替え等の換気を主体的に行っている。

・リアルタイムで空気環境を把握できて、問題無く感染予防対策を行えていることがわかるので、お客様だけではなく従業員の安心にも繋がっている。

・コロナ禍の中でも従業員が安全で、安心できる職場環境を提供できるようになった。