東京都立特別支援学校

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導入事例 位置情報

校外学習等、学校外での活動時に幼児、児童、生徒の見失い防止の目的で、 東京都立特別支援学校 全校へのGeoPitaの導入が決定。(62か所)

【課題と背景】

 子どもたちの成長を支える中で、外遊びや校外活動の機会は貴重な体験のひとつとして考えられています。一方で、保護者や教育関係者からの安全への懸念が高まっています。街中での迷子、非常時の対応、そして子供たちが指定されたエリアから離れるリスクなど、さまざまな危機が潜んでいます。

【従来の方法】

 従来は、保護者や先生方が手分けして子供たちを見守る形が主流でした。また、指示棒や旗を持ったリーダーが先頭に立ち、子供たちがそれを目印に行動するというスタイルも一般的です。しかし、これらの方法は人の目に頼る部分が大きく、大人たちの負担が大きい上に、100%の安全確保は難しいと言わざるを得ません。

【国家としての施策と予算強化】

 幼稚園送迎用バスに取り残されたこどもが亡くなってしまうという痛ましい事故が起き、文部科学省と厚生労働省より「バス送迎に当たっての安全管理の徹底」の再通達があり、その後安全装置の装備を義務付ける関係府省令等の改正が、令和5年4月1日に施行されました。
 こどもの見守りに関して再度国として検討した結果として、学外活動におけるGPSやBluetoothを活用した見守りシステム導入に対しても予算が割かれるようになりました。

【GeoPita(GPSトラッカー)での解決策】

 このような課題を解決するため、最新の技術を駆使した「GeoPita活用の見守りサービス」導入を弊社は推進しています。このサービス導入により、以下のメリットが得られます。

1. リアルタイムの位置情報
子供一人ひとりの居場所をリアルタイムで把握することができるため、迷子のリスクが大幅に低減します。
2. 安全エリア設定機能(ジオフェンス機能)
予め安全と判断されるエリアを設定しておき、そのエリアから外れるとすぐに通知が届く機能。これにより、子供たちが不慣れな場所での危険な行動を未然に防ぐことが可能となります。
3. 履歴表示
保護者や先生方が子どもたちの行動履歴を確認できるので、想定していなかった子どもの動きもを確認できます。次回の郊外活動時に注意しなければならない場所を事前に想定でき、行動計画を準備することができます。

【利用イメージ図】

端末を持たせた幼児・児童・生徒の現在地及び移動履歴を、指定のURLから確認することができます

【GeoPita(ジオピタ)は、東京都教育庁の仕様要件を満たし、採用が決定】

東京都では公立校への導入および、一般企業への補助金が支給され、導入を支援しております。
他の自治体でも補助金の支給が広がりつつあります。

GeoPita導入により、子どもたちの安全確保だけでなく、保護者や先生方の負担の軽減、さらには子どもたち自身の安心した活動の推進が期待されます。今後は、このシステムを全国の幼稚園や学校に普及させることで、子どもたちの成長と安全を同時にサポートする環境の構築を目指してまいります。一緒に、子どもたちの明るい未来を守り、支えていきましょう。

「令和5年度都立特別支援学校位置情報端末の買入れ(その2) 仕様書」出展